道路の切削・舗装工事の建設機械の施工履歴を用いた出来形管理手法に関する研究

• 松浦 弦三郎

  東京都市大学大学院 総合理工学研究科建築・都市専攻

• 今井 龍一

  法政大学 デザイン工学部都市環境デザイン工学科

• 谷口 寿俊

  九州大学大学院 工学研究院

書誌事項

タイトル別名

• AS-BUILT MANAGEMENT METHOD USING THE EXECUTION HISTORY OF CONSTRUCTION EQUIPMENT FOR EXCAVATION / PAVEMENT CONSTRUCTION WORKS ON ROADS

抄録

　建設現場におけるマシンコントロール・マシンガイダンスシステムにて使用されているICT建設機械では，走行や挙動のログデータが取得されており，活用や流通の進展が期待できる． 　著者らは既存研究にて，道路舗装工事におけるICT建設機械のログデータから工事目的物の3次元形状を生成できる可能性があることを明らかにしている．また，工事境界の舗装端部を算出できる補正手法が確立できると，ログデータを用いた出来形管理の実現可能性がある知見が得られている． 　本研究はログデータの補正手法を考案し，既存の3次元形状の生成手法を改良した．そして，道路の切削および舗装の試験施工にて出来形管理を試行し，改良した手法が実務に適用できることを明らかにした．

収録刊行物

• 土木学会論文集Ｆ３（土木情報学）

  土木学会論文集Ｆ３（土木情報学） 75 (2), II_17-II_24, 2019

  公益社団法人 土木学会

キーワード

• Log-data
• Shape-management
• i-Construction
• 3D-model
• Road surface cutting machine

詳細情報

• CRID: 1390846609822860928
• NII論文ID: 130007829061
• DOI: 10.2208/jscejcei.75.2_ii_17
• ISSN: 21856591
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejcei/75/2/75_II_17/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可