固定カメラと車載カメラによる冬期道路管理向け視界情報評価に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A STUDY ON THE EVALUATION OF DRIVE'S VISIBILITY INFORMATION FOR ROAD MANAGEMENT CAUSED BY SNOWDRIFTS BY THE USE OF FIXED CAMERA AND CAR CAMERA RECORDER

抄録

<p><tt>冬の北海道では,吹雪による交通障害を防ぐための視界情報が必要である.国道沿いの固定カメラ画像を</tt>WIPS<tt>により分析すると,視界不良を検知できることが分かった.しかし,固定カメラはドライバーの目線と異なり,カメラがない箇所での視界情報の把握が難しい.そこで,吹雪時に撮影した車載カメラを分析し,</tt>WIPS<tt>による視界評価が道路管理の支援に有為かを検証した.最初に,</tt>WIPS<tt>とドライバーの評価の関係を知るために前方の見やすさやなどを評価する実験を行った.実験より,車載カメラの</tt>WIPS<tt>とドライバーの運転感覚は評価が近いことが分かった.次に,国道</tt>40<tt>号豊富~幌延間の固定カメラ画像と車載カメラの走行映像を分析した.その結果,視界不良が発生しやすい区間を把握し,固定カメラでは難しい密な視界情報の生成に有効なことが分かった.</tt></p>

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