繊維材で補強された流動化処理土の強度・変形特性に及ぼす泥水密度とセメント添加量の影響

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  • Effect of Cement Solidification Agent and Slurry Density on Strength and Deformation Property for Liquefied Stabilized Soil Reinforced by Fiber Material

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抄録

本研究では,室内で養生された繊維材混合流動化処理土の強度・変形特性に及ぼす泥水密度とセメント添加量の影響について検討している.実験条件として,基準泥水密度1.280 g/cm3及び1.280 g/cm3から5 %低減した泥水密度で, セメント添加量を80, 100 kg/m3で, 繊維材を0, 10 kg/m3で混合した繊維材混合流動化処理土を作製した.室内で28日養生された供試体に対して,それぞれ圧密非排水三軸圧縮試験(CUB試験)を実施した。試験結果より,低泥水密度で作製された流動化処理土及び繊維材混合流動化処理土の品質が低下することが示された.一方,土被り圧軽減を目的として基準泥水密度より小さい泥水密度で流動化処理土を作製する場合には,セメント添加量を増加させることが有効であることが明らかにされた.

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