ステロイド減量が困難であったリウマチ性多発筋痛症に対してトシリズマブが奏功したと思われた1例

• 金子 哲也

  日本赤十字社深谷赤十字病院整形外科

• 岡邨 興一

  群馬大学大学院医学系研究科整形外科学

• 坂根 英夫

  群馬大学大学院医学系研究科整形外科学

• 須藤 貴仁

  群馬大学大学院医学系研究科整形外科学

• 矢内 絋一郎

  日本赤十字社深谷赤十字病院整形外科

• 筑田 博隆

  群馬大学大学院医学系研究科整形外科学

書誌事項

タイトル別名

• Tocilizumab therapy for glucocorticoid-resistant polymyalgia rheumatica: A case report

抄録

リウマチ性多発筋痛症（PMR）は日常診療で遭遇することが多い一般的な疾患である．一般的に少量のステロイド治療によく反応するが，ステロイド抵抗性の症例や再燃する症例をしばしば経験する．ステロイド治療抵抗性であったPMRに対してトシリズマブを用いて治療を行い，薬剤フリー寛解を達成した症例を経験した．トシリズマブによるPMR治療は長期のステロイド治療による弊害を回避できる可能性がある．

収録刊行物

• 東日本整形災害外科学会雑誌

  東日本整形災害外科学会雑誌 32 (1), 132-136, 2020

  東日本整形災害外科学会

キーワード

• リウマチ性多発筋痛症
• トシリズマブ
• 生物学的製剤

詳細情報

• CRID: 1390003825177631104
• NII論文ID: 130007837441
• DOI: 10.24645/jejot.32.1_132
• ISSN: 2433569X
• ISSN: 13427784
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2020310154
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可