転倒予防の介入研究に必要な統計学

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  • テントウ ヨボウ ノ カイニュウ ケンキュウ ニ ヒツヨウ ナ トウケイガク

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抄録

<p> 転倒の介入研究を行う際の統計学的指標について論じた。発生率は対象者数と観察期間(時間)を考慮した人年法による評価が重要である。介入群と非介入群とのリスクの差を表す相対危険率,オッズ比,およびリスクの人口の占める割合を考慮した人口寄与危険割合を紹介した。転倒予防の介入研究として多要因で多職種による介入が最も効果的である。多要因の解析には生命表による比例ハザードモデルが重要である。介入研究の成果についての評価では,Effect Size の意味を紹介し,研究評価としてアウトカム評価のみならずプロセス評価の重要性を強調した。</p>

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