B型肝炎再活性化発症に関連するウイルス側因子

• 伊藤 清顕

  愛知医科大学肝胆膵内科

• 梅村 武司

  信州大学医学部消化器内科

• 坂本 和賢

  愛知医科大学肝胆膵内科

• 奥村 彰規

  愛知医科大学肝胆膵内科

• 田中 榮司

  信州大学医学部消化器内科

• 米田 政志

  愛知医科大学肝胆膵内科

Bibliographic Information

Other Title

• Bガタ カンエン サイカッセイカ ハッショウ ニ カンレン スル ウイルスガワ インシ

Abstract

B型肝炎ウイルス（HBV）の再活性化が起こる原因としては，宿主側の因子（リツキシマブ＋ステロイドや造血幹細胞移植といった免疫抑制の強度や一塩基多型［SNPs］等）とウイルス側の因子（occult HBV infection［HBV潜伏感染：HBs抗原陰性でHBV DNA陽性］の状態，HBVジェノタイプやHBVの遺伝子変異［コアプロモーター変異やプレコア変異等］）が相互に関連して発症すると考えられている．本稿では今回我々が報告した次世代シーケンサーを使用して解析したHBV再活性化に関連するウイルス側因子に関する論文を中心に，それぞれHBVジェノタイプ，HBV遺伝子変異数，コアプロモーター変異やプレコア変異，エンベロープ領域の遺伝子変異とHBV再活性化発症との関連を文献的に考察した．

Journal

• Kanzo

  Kanzo 61 (5), 237-239, 2020-05-01

  The Japan Society of Hepatology

Keywords

• B型肝炎ウイルス
• 再活性化
• 遺伝子変異
• ジェノタイプ
• 次世代シーケンサー

Details

• CRID: 1390003825180015232
• NII Article ID: 130007841489
• NII Book ID: AN00047770
• DOI: 10.2957/kanzo.61.237
• ISSN: 18813593
• ISSN: 04514203
• NDL BIB ID: 030387435
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I030387435
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/kanzo/61/5/61_237/_pdf
• Text Lang: ja
• Data Source:
  • JaLC
  • NDL
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