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- 三宅 新
- 北海道大学大学院法学研究科
書誌事項
- タイトル別名
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- シュキオビ ウンテン メンセキ ジョウコウ ノ カイシャク ト コウイ キハンセイ
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抄録
<p>酒気帯び運転免責条項については,対象となる酒気帯びとはどのよう な意味か,及び,政令数値未満であっても免責を認めてよいかが争われ ている。従来の裁判例では,酒気帯びの解釈として決まり文句のように 外観認知基準が述べられており,その上で厳格説や酒酔い基準説のよう な分類に整理されている。しかし,実際に裁判例を見ると,当てはめと して外観認知基準を用いているかどれも疑わしいのが実情である。さら に,厳格説や酒酔い基準説は,そこに酒気帯び運転免責は状態免責であ るという前提が存在する。しかし,その状態免責の根拠は,これまで極 めて不十分な根拠によって主張されているにすぎず,その前提自体が誤 りであるとさえいえる。そこで,酒気帯び運転免責は酒気帯びに関する 行為規範への違反である,と結論付けることはできないだろうか。最大 善意について改正がなされた英国法からは,そのような結論を採っても 決して不当ではないことが導かれる。</p>
収録刊行物
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- 損害保険研究
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損害保険研究 80 (3), 113-144, 2018-11-25
公益財団法人 損害保険事業総合研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390566775134942080
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- NII論文ID
- 130007844094
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- NII書誌ID
- AN00390514
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- ISSN
- 2434060X
- 02876337
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- NDL書誌ID
- 029359873
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可