近世地域社会論の動向と課題

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タイトル別名
  • Trends and Problems of the Early Modern Local Community Theory in Japan
  • 近世地域社会論の動向と課題 : 個別性の把握と一般化・普遍化の両立に向けて
  • キンセイ チイキ シャカイロン ノ ドウコウ ト カダイ : コベツセイ ノ ハアク ト イッパンカ ・ フヘンカ ノ リョウリツ ニ ムケテ
  • Towards Coexistence of the Individual and Standardized Understanding of Local Community-Building
  • ――個別性の把握と一般化・普遍化の両立に向けて――

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抄録

<p> 従来の近世地域社会論では、それぞれの地域社会の個別性の把握(分現状を克服することは容易ではないが、大島真理夫が提起した「幕藩制支配の地域類型」論を参考にするとともに、その問題点をも浮き彫りに析知)は緻密になされているが、その一般化・普遍化(総合知)がなされているとは言い難い状況にある。しかし、地域社会の個別性の把握と一般 化・普遍化とは矛盾せず、むしろ両立して初めて真の地域社会論といえる。 しながら、最終的に私の研究に引き付けて、地域社会の個別性の深い把握 とその一般化・普遍化の両立に向けた考察を展開した。</p>

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