歌舞伎舞踊『京鹿子娘道成寺』の舞台上演構造の分析

DOI
  • 河合 珠空
    岩手県立大学 ソフトウェア情報学部
  • 小野 淳平
    岩手県立大学 ソフトウェア情報学部 菅原学園デジタルアーツ仙台
  • 小方 孝
    岩手県立大学 ソフトウェア情報学部

書誌事項

タイトル別名
  • Analyzing the Stage Performance Structure of <i>Kabuki</i>-dance “Kyoganoko Musume Dojoji”

抄録

<p>歌舞伎舞踊『京鹿子娘道成寺』は,道成寺伝説の一種の後日譚でありながら,もともとの伝説を越えた独自の内容を持った作品として,古くから多くの優れた女形によって上演されて来た.本研究では,渡辺保による『京鹿子娘道成寺』の分析を参考に,人物・背景(舞台装置)・音楽(楽器,演奏者,ジャンル)・詞章と台詞,さらに場面ごとの核心的な精神的主題などを主な構成要素とする,その「舞台上演構造」の詳細な分析を試みる.さらに,物語生成システムのアニメ―ションツールとして以前に筆者らが開発したKOSERUBEと呼ばれるシステムを用いて,その舞台上演構造を簡易な可視的イメージとして構成する.本研究は,物語生成システムの一表現方式,コンピュータゲーム,自動生成コンテンツなどへの応用を目指して進められている.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390848250119570944
  • NII論文ID
    130007857006
  • DOI
    10.11517/pjsai.jsai2020.0_3d1os22a04
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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