ストレートトマトジュースを用いた加熱モデルにおける揮発性成分組成変化と主要マーカー成分
書誌事項
- タイトル別名
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- Changes in the Volatile Profiles of Commercial Straight Pressed Tomato Juice Upon Heating
- ストレートトマトジュース オ モチイタ カネツ モデル ニ オケル キハツセイ セイブン ソセイ ヘンカ ト シュヨウ マーカー セイブン
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抄録
<p>本研究ではトマトジュースの揮発性成分組成に着目し,加熱処理が香気プロファイルへ与える影響について調べた.二種類のトマト生果の風味に近い市販ストレートトマトジュースを用い,95-100°Cで0時間(未加熱)から5時間まで段階的に加熱を行った.それぞれのサンプルについて揮発性成分を抽出し,組成プロファイルを比較した.二種類のトマトジュースにおいてそれぞれ81成分および86成分が同定または推定された.主成分析を行った結果,加熱時間の増加によってサンプルが分類されることがわかった.さらにPLS回帰分析によりマーカー成分として7種の揮発性成分がスクリーニングでき,これらの7種で良好な加熱時間の予測モデルを構築することができた.次に,これらの成分の官能的な香気寄与を確認すべく,Gas chromatography-mass spectrometry/Olfactometry分析および各成分の定量を行ったところ,phenylacetaldehyde,hexanal,β-damascenoneおよび2-pentylfuranが官能的にも寄与が高く,これらの成分の変化がトマトジュースの加熱による香気特性の違いに関与することが示唆された.</p>
収録刊行物
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- 日本食品工学会誌
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日本食品工学会誌 21 (2), 63-74, 2020-06-15
一般社団法人 日本食品工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390566775143711232
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- NII論文ID
- 130007858299
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- NII書誌ID
- AA12076107
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- ISSN
- 18845924
- 13457942
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- NDL書誌ID
- 030528374
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可