職業訓練に関する教科書との比較による2008年(平成20年)改訂学習指導要領に準拠した技術科教科書の技能の内容分析

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書誌事項

タイトル別名
  • Content Analysis of Skills in Textbooks on Technology Education from the 2008 (Heisei 20) Revision of the Junior High School Course of Study as Compared to Textbooks on Vocational Training

抄録

<p>本研究では技術科の金属加工の内容に注目し,加工学習に含まれる技能の特徴を明らかにするため,主に実務的な技能およびそれに関する知識を扱う職業訓練に関する教科書との比較から内容分析を行った。分析には,2011年(平成23年)および2015年(平成27年)文部科学省検定済技術・家庭技術分野教科書を用い,職業訓練に関する教科書との比較から,技術分野教科書における技能の特徴について調べた。その結果,職訓訓練に関する教科書をクラスター分析した内容には,広範な技能習得における宣言的知識や手続き的知識が含まれており,これらの技能の知識は工具の操作方法などの7つの内容に分類された。本技能分類の尺度との比較から,技術分野教科書では,材料の知識の概念を除く,工具の使い方に関する操作方法などの手続き的知識に関する技能の内容に偏向しており,作業遂行のための方法を中心とした記述によって,技能の知識群が構成されていることがわかった。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390003825193837824
  • NII論文ID
    130007866173
  • DOI
    10.32309/jjste.61.2_95
  • ISSN
    24346101
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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