航空機LiDARによる葉面積指数推定の検討 – 落葉広葉樹林の事例 –
書誌事項
- タイトル別名
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- Study on Leaf Area Index estimation using airborne LiDAR – A case of deciduous broad-leaved forest –
抄録
<p>葉面積指数(以下、LAI)は、植物のバイオマス量を示す代表的な指標であり、植生遷移や森林破壊によって変動する。森林の炭素固定量や水収支評価の精度向上のために、正確なLAIの推定が求められてきた。近年、リモートセンシング技術の発達に伴い、非破壊的に広域のLAIを得る方法として、航空機LiDARデータを使用して推定する方法が注目されている。本研究では、岐阜県高山市の落葉広葉樹二次林を対象に2005年、2011年と2016年の航空機LiDARデータからレーザーの林冠透過率を算出し、Beer-Lambert則に基づいてLAIの推定を試みた。推定結果の評価のため、従来の代表的なLAI推定手法である、全天空写真、相対光量子測定、アロメトリー式、リタートラップの4方法によって取得した値と比較した。解析プロットは3地点を設置し、それぞれ林相とLiDARレーザー透過率が異なることを確認した。検証の結果、LiDARによるLAI推定値は、地表面のレーザー到達率が高い場合、他の手法とLAI推定値の相関が認められた。逆に、林冠部の極端な閉鎖や、レーザー数の不足によって地表面のレーザー到達率が低い場合の推定値は、他の手法と相関が低かった。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 496-, 2020-05-25
日本森林学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390566775155191168
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- NII論文ID
- 130007880866
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可