来園者の興味・関心を集めるコミュニケーション型展示の効果的デザイン:聴衆者の時系列変化からの検討
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- 三宅 志穂
- 神戸女学院大学人間科学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Exploring Practical Design of Attractive Communicative Exhibition at a Zoo:Time-Sequential Change of Audience
抄録
<p>著者は学生らとともに,動物園にいる動物を題材として生物多様性保全意識の向上を目指す教材開発に取り組んできている。本研究では来園者をいかに聴衆者として取り込むかという視点で,コウノトリを題材とするコミュニケーション型展示を開発し,展示手法の改善を試みた。そして,本展示の視聴者が時系列でどのように変化するのかを調査した。その結果,プレクイズ・シーンでは開始時に比べて3 割から4 割近く増加したことから,クイズの導入が聴衆を惹きつける動機付けになったと推察された。また,本編シーンの「コウノトリの野生絶滅と野生復帰(前半)」と「リコちゃんの貢献(後半)」のお話でも,聴衆者は継続的に増加した。物語内容が来園者の興味・関心を惹きつけたと理解できた。</p>
収録刊行物
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- 日本科学教育学会年会論文集
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日本科学教育学会年会論文集 43 (0), 469-470, 2019
一般社団法人 日本科学教育学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390566775156451840
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- NII論文ID
- 130007882903
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- ISSN
- 24332925
- 09134476
- 21863628
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可