学習者にとっての問題文脈の親和的潜入性―数学教育における真正性の度合い の観点から ―

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タイトル別名
  • The Property of AffinitiveAffinitiveInfiltration in Problem Contexts for Learnersearners:The D egree of Authenticity in Mathematics Education

抄録

<p>近年,オーセンティック(authentic)な学習の必要性が強調される中,学習者へどのように真正な問題文脈を提供するかについての精緻な研究が待たれ.本研究では,真正性を離散的な立場捉えるのく,連続的な立場で捉え,学習者に与える問題文脈について,「真正性の度合い」の観点から考察を行う.どの程度に,学習者真正性を提供することが肝要なのか.課題意識対授業設計上示唆を得ることが本研究の目的である.研究の結果,真正性の対象として「内容の真正性」と「活動の真正性」に関して,これらを接続する教材開発モデルを提案し,異なる「真正性」間の関係を議論した.そて,学習者にとって,その問題文脈が考えるに足有意味性を持ち得かどうの程度を表す「親和的潜入性」概念の存在を示唆した。この概念は,数学授業の設計上,問題の属性を検討すること示唆持ち得る.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390003825203045120
  • NII論文ID
    130007882930
  • DOI
    10.14935/jssep.43.0_544
  • ISSN
    24332925
    09134476
    21863628
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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