ホラーコンテンツにおける恐怖表現のタイミングとその効果の分析

  • ヘイムダール リセロッテ
    master's degree holder, Graduate School of Bionics, Computer and Media Sciences, Tokyo University of Technology
  • 兼松 祥央
    Ph.D. in Media Science, Assistant Professor, Tokyo University of Technology
  • 鶴田 直也
    Ph.D. in Engineering, Assistant Professor at Tokyo University of Technology
  • 茂木 龍太
    Ph.D. in Media Science, Assistant Professor, Tokyo Metropolitan University
  • 三上 浩司
    Ph.D. in Media and governance, Professor at Tokyo University of Technology
  • 近藤 邦雄
    Ph.D. in Engineering, Professor at Tokyo University of Technology

書誌事項

タイトル別名
  • Analysis of Scare Effects for Timing of Revealing Threats in Horror Contents

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抄録

ホラー作品において,恐怖の対象となるキャラクターなどをあえてはっきり映さない演出がおこなわれることがある.これは恐怖の対象がはっきりと見える場合と比べ,視聴者に対してより強い恐怖感を与えることができる.また,この「恐怖の対象を隠す演出」をおこなった場合でも,ストーリー上のある時点で恐怖の対象を登場させることで,視聴者の恐怖感をより高めることができる.その際に重要なのは,カメラワークをはじめとする登場のさせ方に関する演出や,登場させるタイミングである.そこで,本研究では視聴者が知覚する恐怖のレベルの影響を明らかにすることを目的とした.そのため,既存作品を用いてホラー作品における恐怖を演出するためのタイミングやカメラワークを分析した.

収録刊行物

  • 図学研究

    図学研究 53 (2-3), 3-, 2019

    日本図学会

参考文献 (2)*注記

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