プライバシー・個人情報の「財産権論」
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- 石井 夏生利
- 筑波大学図書館情報メディア系
書誌事項
- タイトル別名
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- -ライフログをめぐる問題状況を踏まえて-
抄録
本稿の目的は、個人情報が商品価値を伴ってネットワークを流通しているという実態を受け、個人情報の「財産権」の可能性を理論的に考察することにある。この問題は、ライフログをめぐる種々の論点の中でも原理的な性質を有する。検討に際しては、アメリカにおける個人情報の財産権論について、歴史的発展過程から、「第1期 伝統的プライバシー権の発展期(1890年~1960年頃)」、「第2期 現代的プライバシー権・法と経済学の提唱期(1960年代後半~1980年頃)」、「第3期 情報プライバシーとサイバースペース論議の発展期(1990年代後半~2000年代半ば頃)」に区分し、各時代の議論状況を検討した。その上で、適宜日本の文献を引用しつつ、筆者なりの視点から財産権論に対する問題提起を行い、自らの見解を明らかにした。
収録刊行物
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- 情報通信政策レビュー
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情報通信政策レビュー 4 (0), E17-E45, 2012-03-30
総務省情報通信政策研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390004222614039552
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- NII論文ID
- 130007897267
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- ISSN
- 24356921
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可