書誌事項
- タイトル別名
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- NUMERICAL ANALYSIS OF DISPERSION–RETENTION OF CORAL LARVAE BEFORE AND AFTER LARGE-SCALE CORAL BLEACHING IN AMITORI BAY, IRIOMOTE ISLAND, JAPAN
- イリオモテジマモウシュワン ニ オケル サンゴ ダイキボ ハクカ ゼンゴ ノ ヨウセイ ブンサン ・ タイリュウ ノ スウチ カイセキ
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抄録
<p> 沖縄県西表島網取湾では,2016年8月にサンゴの大規模白化現象が発生した.本研究の目的は,このサンゴ大規模白化前とその後におけるサンゴ幼生の分散・滞留の状況を明らかにすることである.</p><p> 2016~2019年のサンゴ被度,一斉産卵の日時,産卵率および風速・風向のデータを観測によって取得し,白化の影響で2017年に37.5%まで減少した産卵率が,2019年には90.0%まで回復したことなどを示した.これらデータに基づき,2016~2019年のサンゴ一斉産卵時における幼生の分散・滞留の数値解析を実施した.その結果,白化前の2016年は,他の年よりも放出された幼生数が多いことに加え,一斉産卵後の北寄りの風向によって,幼生の湾内の滞留率が高く,外洋への到達率が低くなったことなどを明らかにした.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B3(海洋開発)
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土木学会論文集B3(海洋開発) 76 (2), I_840-I_845, 2020
公益社団法人 土木学会