書誌事項
- タイトル別名
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- Experience of Tsudosan Usage, a Traditional Japanese Kampo Medicine That Reduces Subcutaneous Tissue Swelling and Pain Resulting From Trauma or Surgery, in Two Pediatric Patients
- 症例報告 外傷や手術創に伴う局所の浮腫・疼痛に対し通導散が有用であった2例
- ショウレイ ホウコク ガイショウ ヤ シュジュツソウ ニ トモナウ キョクショ ノ フシュ ・ トウツウ ニ タイシ ツウドウサン ガ ユウヨウ デ アッタ 2レイ
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抄録
<p>【はじめに】外傷による打撲と手術に伴う皮下組織の腫脹・疼痛に対し,通導散を用いて良好な結果を得た症例を経験したので報告する.【症例1】14歳男児,自転車走行中にトラックと接触し全身を打撲した.受傷後1日目から打撲部の腫脹疼痛に対し通導散と頭痛に対し五苓散を5.0 g/日で開始し,経過良好で受傷後3日目に退院した.打撲部の腫脹は受傷後6日目で軽快したため,通導散と五苓散を2.5 g/日に変更し,13日目には消失した.通導散は13日間投与した.【症例2】10歳男児,木村氏病が疑われた左下顎部の腫瘤を摘出した.顔面創部周囲の腫脹と疼痛に対し,通導散を術後1日目から2.5 g/日で7日間投与した.初回は苦味のため服用できなかったが,術後2日目からは服用でき,創部周囲の腫脹は術後2日目をピークに減少し,術後9日目には消失した.【まとめ】通導散は,局所の炎症や浮腫,疼痛を軽減させ,急性期に用いる漢方として有用であると考えられた.</p>
収録刊行物
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- Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons
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Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 56 (6), 966-970, 2020-10-20
特定非営利活動法人 日本小児外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1391412326422277760
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- NII論文ID
- 130007928143
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- NII書誌ID
- AN00192281
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- ISSN
- 21874247
- 0288609X
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- NDL書誌ID
- 030716977
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可