自動車エンジン用マイクログローブ軸受の溝寸法の最適化
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- 加藤 善一郎
- (一財)IPCC
書誌事項
- タイトル別名
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- Optimization of Groove Size of Micro Groove Bearing for Automobile Engine
抄録
開発当時使用されていた銅鉛合金を使用してマイクログルーブ軸受の検討をしていたので、検討結果を報告する。エンジンテストベンチでのマイクログルーブ軸受の磨耗試験で溝の深さに対する幅の比の最適値が明らかになる。適正に設計されたマイクログルーブ軸受の摩擦損失トルクは、平滑軸受と比べてわずかに低減している。その分、オイルクリアランスの上限が縮小可能と考える。適正に設計されたマイクログルーブ軸受の耐久試験で焼付き・疲労など全く見られず摩耗についても良好な結果が得られた。マイクログルーブ軸受の最適な溝寸法は、溝の深さ2.5~4.5μmそして溝の幅0.15~0.25mmである。
収録刊行物
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- 自動車技術会論文集
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自動車技術会論文集 51 (6), 974-977, 2020
公益社団法人 自動車技術会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1391975276375057408
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- NII論文ID
- 130007928905
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- ISSN
- 18830811
- 02878321
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可