外科,救急,集中治療における抗菌薬適正使用支援,その必要性と目的
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- 川村 英樹
- 鹿児島大学病院感染制御部
書誌事項
- タイトル別名
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- The necessary and purpose of antimicrobial stewardship in surgery, emergency department or intensive care unit
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抄録
<p>世界的に薬剤耐性菌の拡大が問題となり,我が国でも2016年に「AMR(薬剤耐性)対策アクションプラン」が作成され,成果指標として耐性率や抗菌薬使用量の低下が掲げられている。外科,救急,集中治療においても,メチシリン耐性黄色ブドウ球菌,ESBL産生菌,多剤耐性緑膿菌・アシネトバクター,カルバペネム耐性腸内細菌科細菌などの薬剤耐性菌が問題となっている一方,日常的に使用される術後感染予防抗菌薬や敗血症など重症感染症で多くの抗菌薬が使用され,AMR対策としてインフェクションコントロールチームや抗菌薬適正使用支援チームを核に,抗菌薬適正使用支援活動の充実が求められている。</p>
収録刊行物
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- 日本外科感染症学会雑誌
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日本外科感染症学会雑誌 17 (4), 178-181, 2020-08-31
一般社団法人 日本外科感染症学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390567901493784576
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- NII論文ID
- 130007932521
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- ISSN
- 24340103
- 13495755
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可