多数粒子群の突入による水面波発生解析における固液間相互作用モデルの検討

書誌事項

タイトル別名
  • EXAMINATION ON FLUID-SOLID INTERACTION MODEL IN PARTICLE-BASED SIMULATION OF WAVE GENERATED BY GRANULAR COLLAPSE
  • タスウ リュウシグン ノ トツニュウ ニ ヨル スイメンハ ハッセイ カイセキ ニ オケル コエキ カン ソウゴ サヨウ モデル ノ ケントウ

この論文をさがす

抄録

<p> 固相粒子群の水面突入による水面波発生過程のシミュレーションを鉛直二次元場で実施する場合には,固相粒子間の間隙流の忠実な解析が困難となるため,固相粒子群内部の流れをDarcy流れとして解く扱いが必須となる.ただし,固相粒子の浸入によって押し退けられる体積分を適切に考慮しなければ,水面形に対する再現性が低下し得る.本研究では,粒子法を用いて流体運動を解くが,固相内部の流体粒子においては固相の体積分を考慮して見かけ上体積を増加させた.本計算を実施したところ,このような体積変化を行わない場合と比較して水面形の再現性が明確に向上した.また,2種類の固液間相互作用モデルを比較した結果,どちらもほぼ同等の結果が得られたが,非線形項のみのモデルでは抗力がやや大きく評価された.</p>

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

参考文献 (7)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ