人工リーフ改良（離岸堤化）の構造形式・整備効果に関する実験的・数値的検討

• 中道 誠

  株式会社建設技術研究所 大阪本社河川部

• 岩佐 隆広

  株式会社建設技術研究所 東京本社水理センター

• 髙山 靖史

  株式会社建設技術研究所 大阪本社河川部

• 山本 隼也

  株式会社建設技術研究所 大阪本社河川部

• 久保 宜之

  国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課

• 岡林 福好

  国土交通省 四国地方整備局 中村河川国道事務所

• 中山 雅登

  国土交通省 四国地方整備局 高知河川国道事務所

• 新谷 大吾

  国土交通省 四国地方整備局 高知河川国道事務所

• 岡﨑 聡

  国土交通省 四国地方整備局 河川部

書誌事項

タイトル別名

• EXPERIMENTAL AND NUMERICAL STUDY ON THE STRUCTUAL TYPE AND THE EFFECTS OF THE IMPROVEMENT OF THE ARTIFICIAL REEF TO OFFSHORE BREAKWATER
• ジンコウ リーフ カイリョウ(リガンテイカ)ノ コウゾウ ケイシキ ・ セイビ コウカ ニ カンスル ジッケンテキ ・ スウチテキ ケントウ

抄録

　高知海岸南国工区では，人工リーフが有する漂砂制御機能を増強させるため，既設人工リーフの天端上に消波ブロックを設置して離岸堤化する極めて例が少ない構造への改良を計画している．そのため，本研究では，今後の施設設計に当たり整備効果及び安定性の高い施設の平面形状を決定することを目的として，平面実験と波浪・流況解析を実施した．これより，既設人工リーフを消波ブロックにより離岸堤に改良する場合の高知海岸南国工区の地形及び計画波浪の条件下における整備効果及び施設安定性を明らかにした．また，離岸堤化部に開口部を設けた場合，主波向である東寄りでは開口部の端部で被災する恐れがあること，人工リーフ改良（離岸堤化）の構造は，離岸堤化部に開口部を設けない方が整備効果及び施設の安定性が高く優位であることがわかった．

収録刊行物

• 土木学会論文集Ｂ２（海岸工学）

  土木学会論文集Ｂ２（海岸工学） 76 (2), I_721-I_726, 2020

  公益社団法人 土木学会

キーワード

• artificial reef
• offshore breakwater
• hydraulic model experiment
• numerical analysis

詳細情報

• CRID: 1391412326425034112
• NII論文ID: 130007935882
• DOI: 10.2208/kaigan.76.2_i_721
• ISSN: 18838944
• ISSN: 18842399
• NDL書誌ID: 030806965
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I030806965
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/kaigan/76/2/76_I_721/_pdf
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可