通常の学級と特別支援学級の相互的アプローチによるADHD児への対人関係支援
書誌事項
- タイトル別名
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- Interpersonal Relationships of a Child with Attention Deficit Hyperactivity Disorder Examined through Interactive Approaches in Regular and Special Classes: Creating a Receptive Classroom Atmosphere and Making a Best Friend at School
- 受容的な学級雰囲気づくりと特定の子どもとの関係づくりを通して
抄録
対人関係形成が困難で通常の学級(以下,通常学級)で孤立していたADHDの小学5年生女児を対象として,通常学級と特別支援学級の相互的アプローチによる対人関係支援を実施した。通常学級では主に構成的グループエンカウンターによる居場所づくりを,特別支援学級ではソーシャルスキルトレーニングによる対人関係スキル形成を試みた。さらに,通常学級では対象児との具体的な関わり方の手本を示すとともに,特別支援学級を開放した友達づくりの支援も行った。学級診断アセスメントである「楽しい学校生活を送るためのアンケート(Q-U)」を継続的に実施して支援効果を検証した結果,学級満足度尺度による評価から,通常学級内での居心地感が徐々に高まることが明らかとなった。さらに,学校生活意欲尺度では,互いに信頼できる友達関係形成により,学級の雰囲気や友達関係の評価が高まるだけでなく,学習意欲の向上にも寄与するなど,さまざまな波及効果を生むことが示唆された。
収録刊行物
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- LD研究
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LD研究 27 (4), 466-477, 2018
一般社団法人 日本LD学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390286426516790656
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- NII論文ID
- 130007949950
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- ISSN
- 24344907
- 13465716
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可