山岳遭難記録に基づく,行動形態および山群,山域,個別山域内で遭難特性の比較検討

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書誌事項

タイトル別名
  • A Comparative Study of Mountain Incidents between Visitors’ Behavior and Different Spatial Scales of Mountains

抄録

<p>本研究では,警察の山岳遭難記録をもとに,行動形態による遭難特性の相違を考慮し,採集行動,スキー行動,一般登山に区分し比較検討した。次に一般登山に対し,山域毎の危険性に応じた遭難対応の必要性を踏まえ,遭難者が多い北アルプスの山岳遭難特性を,他の山群,北アルプス内の山域間,個別山域,3つの異なる空間尺度で比較検討した。その結果,採集行動やスキー行動では遭難特性が一般登山とは異なり,個別に対処する必要性が示された。山群,山域,個別山域で比較検討から,各空間尺度で導出された遭難特性,および空間尺度に跨る遭難特性,相互の共通点や相違点を確認し,遭難対策で着眼すべき点や今後の課題を明らかにした。</p>

収録刊行物

  • 環境情報科学論文集

    環境情報科学論文集 ceis34 (0), 1-6, 2020-12-07

    一般社団法人 環境情報科学センター

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390567901496769792
  • NII論文ID
    130007951606
  • DOI
    10.11492/ceispapers.ceis34.0_1
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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