消防法危険物の爆発危険性
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- 古積 博
- 消防庁消防研究センター
書誌事項
- タイトル別名
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- Explosion properties of hazardous materials of Japanese Fire Service Law
抄録
消防法で定める危険物には、激しい爆発危険性を有する物質があり、化学工場等で爆発事故を起こすことがある。また、最近では爆弾テロに使われる場合もある。そこで、爆発危険の高い物質について、爆発事例とその危険性を調べた。かつては、過塩素酸カリウム、硝酸アンモニウム等の爆薬類が爆弾テロに多く使われていた。最近では過酸化アセトンのような有機過酸化物が、手製爆弾の原料として使われている。爆発事故の大きさは、主に物質の爆発力とその量に支配される。消防法危険物にも爆発物として激しい爆発危険性を有しているものもある。過去に発表した実験結果及び文献調査からそれらの危険性を明らかにしたので報告する。
収録刊行物
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- 総合危機管理
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総合危機管理 4 (0), 71-77, 2020
総合危機管理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1391975831218818688
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- NII論文ID
- 130007953503
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- ISSN
- 24328731
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可