回腸子宮内膜症による腸閉塞に対して腹腔鏡下手術を施行した1例

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書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Laparoscopic Surgery for Ileal Endometriosis with Bowel Obstruction

抄録

<p>症例は42歳，女性．2年前に腸閉塞の既往を認めていた．腹痛・嘔吐を主訴に前医を受診し，腸閉塞と診断され，当院受診となった．腹部造影CTで回盲部付近の小腸に造影効果を伴う腫瘤影と口側腸管の拡張を認めた．イレウス管を留置し，腸管減圧後に腹腔鏡下にて手術を施行した．回腸末端部に責任病変と思われる小腸同士の癒着を認め，同部位を含め小腸部分切除術を施行した．病理組織診断は腸管子宮内膜症であった．今回，腸閉塞を伴う回腸子宮内膜症に対して腹腔鏡下手術を施行した1例を経験したので，文献的考察も加え報告する．</p>

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参考文献 (4)*注記

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