個人データが含まれる証拠の裁判所への提供についての考察

• 板倉 陽一郎

  弁護士・ひかり総合法律事務所 理化学研究所革新知能統合研究センター客員主管研究員 国立情報学研究所客員教授 大阪大学社会技術共創研究センター（ELSIセンター）招へい教授

書誌事項

タイトル別名

• Consideration of the Provision of Evidence Containing Personal Data to the Court
• コジン データ ガ フクマレル ショウコ ノ サイバンショ エ ノ テイキョウ ニ ツイテ ノ コウサツ

抄録

裁判において、一方当事者が、個人データが含まれる証拠を裁判所に提出することは、しばしば生じている。本稿では、個人データが含まれる証拠の裁判所への提供について、従来の整理を確認した上で、法23条1項2号に該当し、適法であるとの解釈について、条文解釈、訴訟法上の救済手段、十分性認定及び欧州法の解釈との関係から適切であることを論証する。

収録刊行物

• 情報ネットワーク・ローレビュー

  情報ネットワーク・ローレビュー 19 (0), 184-195, 2020-12-20

  情報ネットワーク法学会

キーワード

• 個人情報保護法
• 民事訴訟法
• 証拠申出
• 十分性認定

詳細情報

• CRID: 1391131406293400320
• NII論文ID: 130007961687
• NII書誌ID: AA11846989
• ISSN: 24352039
• ISSN: 24350303
• DOI: 10.34374/inlaw.19.0_184
• NDL書誌ID: 031331537
• Web Site: http://id.ndl.go.jp/bib/031331537
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I031331537
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可