書誌事項
- タイトル別名
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- Hormone replacement therapy using human iPS cell-derived pituitary organoids
- iPS サイボウ ユライ ノ カスイタイ オルガノイド オ モチイタ ホルモン ホジュウ リョウホウ
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抄録
下垂体は、多様なホルモンを分泌することで全身の内分泌システムを制御する中枢器官であり、生体の恒常性維持および機能調節に大きな役割を果たしている。ゆえに、ひとたび機能不全に陥ると、さまざまな重篤症状を引き起こす。下垂体機能低下症に対する治療はホルモン補充療法であるが、根治療法はなく、より優れた治療法として再生医療に期待がもたれる。筆者らは、マウスおよびヒト多能性幹細胞から機能的な下垂体ホルモン産生細胞を分化誘導することに成功し、機能不全に対する有用性を示してきた。本稿では、下垂体の再生医療分野における研究進展を概説し、今後の臨床応用に向けた課題を述べる。
収録刊行物
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- Drug Delivery System
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Drug Delivery System 35 (4), 285-292, 2020-09-25
日本DDS学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390568456340106240
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- NII論文ID
- 130007961869
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- NII書誌ID
- AN10084591
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- ISSN
- 18812732
- 09135006
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- NDL書誌ID
- 030668615
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可