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- 杉山 賢二
- 成蹊大学理工学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Progress of Video Coding Technology : Study, Standerdization and Spreding
- ―研究,標準化,そして普及―
抄録
<p>20年前までほとんどなかったディジタル動画像は,現在それがないことが想像できないほど,社会に浸透している.現代人はそれが情報圧縮されていることを意識せずに使っているが,ディジタル動画像がこのように広く普及したのは,高能率符号化により大幅な情報圧縮が実現できたからにほかならない.このような動画像符号化は「英知の結晶」といえるもので,その技術は極めて高度化している.この解説においては,この技術がどのように進歩してきたかを,まず標準化と応用の観点から説明する.そして,長らく主流となっている動き補償フレーム間予測+離散コサイン変換を中心に,なぜ効率が良いかを丁寧に解説する.そして,それがどのように改良されてきたか,どのように符号化すべきかについて述べる.</p>
収録刊行物
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- IEICE FUNDAMENTALS REVIEW
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IEICE FUNDAMENTALS REVIEW 14 (3), 194-204, 2021-01-01
一般社団法人 電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390005506388507392
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- NII論文ID
- 130007965546
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- ISSN
- 18820875
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可