放射性セシウムの土壌中の挙動と水系への流出
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- 塩沢 昌
- 東京大学大学院農学生命科学研究科生物・環境工学専攻
書誌事項
- タイトル別名
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- Radiocesium Migration in Soil and Outflow into River System
- ホウシャセイ セシウム ノ ドジョウ チュウ ノ キョドウ ト スイケイ エ ノ リュウシュツ
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抄録
<p>セシウム(Cs)は陽イオンで水に溶けやすいが,土粒子とくに粘土粒子に強く固定されやすいことが著しい特徴である。このため,土壌中ではほとんど移動せずに地表面付近にとどまり,土壌から河川や地下水に流出することはなく,農地に大量に存在しても普通は作物にはほとんど吸収されない。しかし,土壌被覆から水系へのCs流出はないといってよいが,市街地のアスファルトなどからの2011年の沈着直後の水系への流出は大きかった。また,ため池やダム湖には湖面に沈着したCsが底質中に存在し,河川敷や流路に沈着して土砂に固定されたCsが豪雨時に河川を移動していると考えられる。ここでは,著者や公的機関が現場測定したデータをもとに,Csの環境中の移動現象の実態を示す。</p>
収録刊行物
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- 農業農村工学会誌
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農業農村工学会誌 84 (6), 495-499,a2, 2016
公益社団法人 農業農村工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1391694356258623488
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- NII論文ID
- 130007968150
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- NII書誌ID
- AA12221567
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- ISSN
- 18847196
- 18822770
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- NDL書誌ID
- 027467317
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可