Geochemical and microbial characterization of antimony metabolism by microbial consortium obtained from stibnite mine tailing soil

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抄録

<p>輝安鉱は鉱物標本や合金に使用されており、主成分であるアンチモン(Sb)は高い生体毒性を持つ。土壌中のSbの濃度は低いが、採鉱やその他の人為的活動を通じて高濃度のSbが放出されている。 微生物は環境中のSb酸化還元に重要な役割を果たす可能性が高い。この研究では、生理学的、地球化学的、およびゲノム解析のアプローチを用いて、輝安鉱鉱山より集積されたSb(V)還元能を持つ嫌気性コンソーシアムを特徴付けた。コンソーシアムはSb(V)に加えて、As(V)、クエン酸Fe(III)、アントラキノン-2,6-ジスルホネート(AQDS)などの他の電子受容体も還元した。ドラフトゲノム解析により、大部分(> 90%)がFirmicutesに割り当てられ、79%がDesulfitobacterium属に属していることが明らかになった。またヒ素耐性、硝酸塩還元、窒素固定、ポリスルフィド還元酵素、還元型脱ハロゲン酵素に関連する機能遺伝子がゲノムで見つかり、このコンソーシアムの代謝多様性が示された。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390849931333016448
  • NII論文ID
    130007977142
  • DOI
    10.14862/geochemproc.67.0_184
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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