Frontier nuclear theories on nuclear fissions

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Other Title
  • 核分裂の理論研究最前線
  • 核分裂の理論研究最前線 : 分裂する原子核の変化する形を追って
  • カクブンレツ ノ リロン ケンキュウ サイゼンセン : ブンレツ スル ゲンシカク ノ ヘンカ スル カタチ オ オッテ
  • In pursuit of a nuclear shape to be divided
  • 分裂する原子核の変化する形を追って

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Abstract

<p> ここ十有余年,核分裂現象の理論研究は急速に進展し,十年前には期待できなかった核データ評価への応用も視野に入りつつある。重い原子核が中性子を捕獲すると励起エネルギーを得てアメーバのように形状変化し,ある時は細長くのびて自分自身のクーロン反発力の助けを借りて分裂に至る。そのとき原子核の形がたどる変化は極めて多様で,その変形経路の違いが核分裂生成核の収率の広がりや形の違いを生む。その結果,核分裂中性子の数や即発ガンマ線のエネルギーも決まってくる。本稿では筆者らの最新の研究結果を踏まえつつ,原子力の核心にある核分裂という過程について,原子核の“形”をキーワードにして解説する。</p>

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