交差点部の走行挙動に深層学習を用いた異常運転検知に関する研究

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書誌事項

タイトル別名
  • Research on anomaly driving detection applying deep learning using driving behavior at intersections

抄録

<p>近年,高度道路交通システムの発展に伴い,車両の性能向上に関心が高まっている.一方で,我が国では,自動車運転者による故意な危険運転や煽り運転,高齢運転者による事故が深刻な社会問題となっている.これらの問題を解決する方法として,事故の発生に結びつく要因を検知し,車両が適切な対応をする技術が必要である.</p><p>本研究では,事故の発生場所が多いとされている交差点部の走行挙動に着目し,事故の発生に結びつく要因が表れた時に検知する手法の提案を行う.LSTM Auto encoder を用いて普段の運転とは乖離した走行挙動が観測された時に異常運転が発生したと仮定し,手法の有効性を検証した.提案した手法を既往研究と比較したところ,検知精度は最も高く,検知タイミングは比較的早く検知できることが確認された.</p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 7 (2), A_19-A_28, 2021-02-01

    一般社団法人 交通工学研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390287142242037760
  • NII論文ID
    130007989094
  • DOI
    10.14954/jste.7.2_a_19
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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