実写交通安全KYT教材のメディア形態による教育効果の違い

書誌事項

タイトル別名
  • Differences in Educational Effects of Instructional Materials for Traffic Safety Hazard Prediction Training by Media Type

抄録

<p>交通安全教育の一環として,日本では危険予知訓練(KYT)の取り組みが進められている.従来のKYT教材の多くは三人称視点であり,主にイラスト画像が用いられていた.一方,近年のVR関連技術の発展により,一人称視点かつ360度全方位確認可能な実写映像VR教材を作成することが可能になりつつある.しかし,その効果についての検討はまだ不十分である.そこで本研究では,VR教材と写真教材を作成し,各教材と対照群に10名ずつをランダムに割り当てて教材の教育効果を実験により評価した.実験前後のアンケート調査の結果から交通安全意識の変化を検証した結果から,1)学習項目によって適した教材が異なること,2)総合的には写真教材が最も効果的なことが明らかとなった.</p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 7 (2), A_193-A_200, 2021-02-01

    一般社団法人 交通工学研究会

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390568617215969152
  • NII論文ID
    130007989144
  • DOI
    10.14954/jste.7.2_a_193
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
    • Crossref
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ