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- 小林 あづみ
- 名古屋文理大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Myōe and Avalokiteśvara
- ミョウエ ト カンノン シロン : ユメ ト カイガ ノ コウサク
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抄録
鎌倉時代の華厳僧、明恵上人(京都栂尾高山寺の中興開祖)について、観音菩薩に関する夢やコメント等を『華厳経』や『華厳経』の内容を絵画化した作品と対比させて考察した。結果、明恵が夢に見た観音は、自身が制作に関与した華厳変相図に基づくものであり、観音の住む補陀洛山を夢に見、普陀山(補陀洛山の写しとして知られる中国の観音霊場)を意識した場で仏事を行ったことが判明した。また、明恵が華厳の守護神として祀った善妙についても、その働きを観音と同一視している。明恵による観音への直接的言及は少ないが、その特色として挙げられる点(紀州での修行、法然による著作への反論、五秘密への傾倒、善妙を神として祀り善妙寺を建立する)の基底には観音があったのではないかと結論づけた。
収録刊行物
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- 名古屋文理大学紀要
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名古屋文理大学紀要 20 (0), 39-60, 2020-03-31
学校法人滝川学園 名古屋文理大学
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390005822570695040
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- NII論文ID
- 130007993697
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- NII書誌ID
- AA11562518
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- ISSN
- 24335517
- 13461982
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- NDL書誌ID
- 031349562
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可