書誌事項
- タイトル別名
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- Economic Analysis of Energy Production and Saving in Climate Change Policy
- オンダンカ タイサク ノ ナカ デノ エネルギー セイサン セツヤク ノ ケイザイ ヒョウカ
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抄録
<p>日本では,温室効果ガスの大量排出源に対してその排出量を公表することを定めている.エネルギー消費に対してもGHG排出相当分を加算することを指示しているが,その際の適切な換算係数が議論になっている.本論文では,このような制度のもとで,効率的資源配分が分権的に実現される条件を検討した.さらに,次善世界での議論として,政府は必ずしも最適な水準に税率や換算係数を設定できない状況で,それら政策手段の微調整が社会厚生に及ぼす影響を調べた.主要な発見は,エネルギー生産・節約を温室効果ガスの排出・削減量に変換する係数として,いわゅる排出係数を用いると,効率的資源配分は競争均衡で実現されないことである.</p>
収録刊行物
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- 環境経済・政策研究
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環境経済・政策研究 1 (1), 65-78, 2008-01-25
環境経済・政策学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390850247499736576
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- NII論文ID
- 130007993782
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- NII書誌ID
- AA12295687
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- ISSN
- 21882495
- 18823742
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- NDL書誌ID
- 9658232
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可