空間的視点取得と他者の心的経験の推測との関連
書誌事項
- タイトル別名
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- A link between spatial and social perspective taking
- An investigation with the illusion-of-transparency paradigm
- 透明性錯覚パラダイムを用いて
抄録
<p>「相手の立場にたつ」という言葉は、相手の心的経験を推測することを意味する。比喩ではなく文字通り受け取るなら、相手の(物理的な)立ち位置からの眺めを推測すること(空間的視点取得)を意味するだろう。これまでの研究結果を概観すると、これら空間的視点取得と他者の心的経験推測とのプロセスは、自分の経験(見え)を初期値とし、そこから調整して自分のそれとは異なる他者の経験(見え)を推測するという共通点が認められる。そこで本研究は、空間的視点取得能力と、他者の心的経験の推測が正確さには関連があると仮説を立て、それを検討した。学部生45名を対象に、透明性錯覚の実験パラダイムを用いて、各参加者の他者の心的経験の推測の正確さを測定した。続いて、空間的視点取得課題を行った。その結果、空間的視点取得課題成績が高い人ほど、他者の心的経験の推測が正確であることが示唆された。</p><p></p>
収録刊行物
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- 日本認知心理学会発表論文集
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日本認知心理学会発表論文集 2020 (0), 64-64, 2021-03-15
日本認知心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390850313415968128
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- NII論文ID
- 130007998875
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可