語り直しにおける認知転換能力の高さは内的な問題解決能力を予測するのか
書誌事項
- タイトル別名
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- Does tendency to use cognitive change with biased retelling predict internal problem-solving ability?
抄録
<p>本研究では,(1)記憶の語り直し方略と大学生の自己開示の深さの関係,(2)語り直し方略と自己制御特性の関係,(3)語り直し方略と精神健康の関係の3点を検証した。167名の参加者は,Re-TALE尺度(ネガティブ感情制御 (α = .90), ポジティブ感情拡張 (α = .75),認知転換 (α = .87)),ツァン自己評価式抑うつ性尺度, 自己開示の深さを測定する尺度(レベルI:α = .84,レベルII:α = .85,レベルIII:α = .89,レベルIV:α = .91),バランス型社会的望ましさ反応尺度 (自己欺瞞;α = .78,印象操作;α = .71),セルフコントロール尺度短縮版 (α = .80)に回答した。分析の結果,認知転換の高さは自己欺瞞特性と正の相関を示し精神的な健康の維持に寄与していたが,個人の否定的性格や能力といった深い自己開示には関与しなかった。</p><p></p>
収録刊行物
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- 日本認知心理学会発表論文集
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日本認知心理学会発表論文集 2020 (0), 58-58, 2021-03-15
日本認知心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390568838437678208
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- NII論文ID
- 130007998895
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可