復興をめぐる都市地理学

• 香川 貴志

  京都教育大 / 同附属桃山小

書誌事項

タイトル別名

• Urban Geography for the Revitalization

抄録

本報告は、地理学が都市復興において果たせる役割を都市地理学の観点から提案したものである。都市復興の際には都市計画法に基づいた用途地域指定が基盤となる。旧来の用途地域指定は二次元的に地表を区分するものであったが、津波被害からの復興を視野に入れると三次元的な観点が必要である。用途地域指定に際しては、自然地理学研究者が数値標高モデルを活用して作業に関与し、人文地理学研究者が私権制限を最小限にするために参画すべきである。こうした取組が地理学のプレゼンスを一層高めることになるだろう。

収録刊行物

• 日本地理学会発表要旨集

  日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 172-, 2021

  公益社団法人 日本地理学会

キーワード

• 復興
• 都市地理学
• 都市計画法
• 用途地域
• 数値標高モデル

詳細情報

• CRID: 1390287525778687488
• NII論文ID: 130008006622
• DOI: 10.14866/ajg.2021s.0_172
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
  • KAKEN
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可