幼児のフィジカル・プログラミング教材を活用した科学遊びにおける造形活動の思考過程についての一考察

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タイトル別名
  • A Study on the Thinking Process of Formative Activities in Playing with Science, Utilizing Physical Programming Educational Materials for Infants
  • 幼児のフィジカル・プログラミング教材を活用した科学遊びにおける造形活動の思考過程についての一考察 : 5歳児実践事例「ロボット・タウンで冒険だ」の分析を通して
  • ヨウジ ノ フィジカル ・ プログラミング キョウザイ オ カツヨウ シタ カガク アソビ ニ オケル ゾウケイ カツドウ ノ シコウ カテイ ニ ツイテ ノ イチ コウサツ : 5サイジ ジッセン ジレイ 「 ロボット ・ タウン デ ボウケン ダ 」 ノ ブンセキ オ トオシテ
  • —Through the Analysis of the Activity “Let’s Go Adventure at Robots-town” in a Five -Year-Old Class—
  • ―5歳児実践事例「ロボット・タウンで冒険だ」の分析を通して―

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抄録

<p>本研究は幼児のフィジカル・プログラミング教材を活用した科学遊びにおける造形活動が内包する手探りによる直感的な活動過程を「ティンカリング」を視点に分析し,従来のプログラミング的思考に囚われない幼児の造形活動の思考過程を考察することを目的としている。研究手法としては,自作した街の迷路を色シールでプログラミングできるロボットを直感的に操作して攻略する造形活動をカール・E.ワイクの「センス・メイキング理論」等を活用して分析し,文部科学省が示す「プログラミング的思考過程」との関係性を考察することを試みた。すると,創造的でありながらも直感を始点に順序性や枠組み等に捉われない「ネオ・プログラミング的思考過程」を幼児の科学遊びにおける造形活動から見出すことができた。さらに,その思考を引き出す教師の関わり方も省察することができた。</p>

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