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- 及川 康
- 東洋大学 理工学部都市環境デザイン学科
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- 片田 敏孝
- 東京大学大学院情報学環
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- Keerati SRIPRAMAI
- Environmental Engineering and Disaster Management Program, School of Interdisciplinary Studies, Mahidol University, Kanchanaburi Campus
書誌事項
- タイトル別名
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- A Sense of Time toward Past Disasters
- サイガイ リレキ ニ タイスル ジカン カンカク
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抄録
<p>本稿では、災害履歴への関心持続期間に焦点を当て、その基本的な特徴や傾向を、個人差のみならず、その個人が準拠する社会の通念や価値観の違いなどとの関連の下で把握を試みた。日本とタイを検討対象地域の事例として用いた比較分析の結果、日本調査では、約20年足らずで関心が半減、タイ調査では約5年足らずで関心が半減する傾向にあることが明らかとなった。これには個人や社会の成熟度が影響していることが考察され、日本においては若年期の個人の関心が急激に減衰する傾向が示された。また、とりわけ個人の成熟度を洪水経験の繰り返しとして捉えた場合、「経験の繰り返しによる態度の極化現象」とも称すべき傾向の存在も示唆された。最後に、災害履歴に対する時間感覚の在り方として「諦観」の概念に触れる。</p>
収録刊行物
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- 災害情報
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災害情報 16 (2), 223-234, 2018
日本災害情報学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390850490583346304
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- NII論文ID
- 130008019761
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- NII書誌ID
- AA11903299
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- ISSN
- 24337382
- 13483609
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- NDL書誌ID
- 029239679
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可