術前に診断しえた有茎性胃hamartomatous inverted polypの1例

  • 茂木 美月
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器内科
  • 小糸 雄大
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器内科
  • 大竹 はるか
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器内科
  • 三浦 孝也
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器内科
  • 関根 匡成
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器内科
  • 上原 健志
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器内科
  • 浅野 岳晴
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器内科
  • 松本 吏弘
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器内科
  • 田中 亨
    自治医科大学附属さいたま医療センター病理診断科
  • 眞嶋 浩聡
    自治医科大学附属さいたま医療センター消化器内科

書誌事項

タイトル別名
  • A case of gastric hamartomatous inverted polyp (GHIP), preoperatively diagnosed based on EUS findings

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抄録

<p>65歳女性.胃穹窿部に増大傾向をともなう30mm大の有茎性ポリープを認め,表面は正常粘膜に覆われていた.腹部造影CTでは内部に不均一な造影効果をともなう多房性の腫瘤であり,超音波内視鏡では第2~3層を主座とし,内部は無エコーから低エコーの囊胞様構造を複数認めた.Hamartomatous inverted polyp(HIP)の術前診断のもとポリペクトミーを施行した.粘膜下層に多房性囊胞状の拡張腺管の増生,筋板の錯走を認め,組織学的にもHIPと診断された.</p>

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