電気自動車充電施設の配置がドライバーの経路・車種選択に及ぼす影響の評価モデル

  • 城間 洋也
    パシフィックコンサルタンツ株式会社九州支社
  • 福田 大輔
    東京大学大学院 工学系研究科社会基盤学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • COMPREHENSIVE EVALUATION MODEL OF THE IMPACT OF CHARGING FACILITY LOCATION FOR ELECTRIC VEHICLES ON VEHICLE TYPE AND ROUTE CHOICES BY DRIVERS

抄録

<p>電気自動車(EV)の普及において,航続距離の短さや充電施設の不足等の充電特性は普及を促進する上で解決すべき課題であり,充電施設の配置計画においては,利用者(消費者)の戦略的な行動を考慮した包括的な評価が行われる必要がある.本研究では,複数種類の充電施設が配置された混雑した道路ネットワークにおける EV の経路選択行動(短期的意思決定)と消費者の車種選択行動(長期的意思決定)の相互依存関係について,静的な交通ネットワーク均衡分析に基づいた評価モデルを構築した.簡単な数値計算を通じて,構築したモデルの基本的な挙動を確認し,充電施設の不足した状況において,ネットワークの混雑や EV の長期的な需要変化等を包括的に考慮した評価を行うことができることを示した.</p>

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参考文献 (11)*注記

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