[34] The Challenges of Long-Term Email Preservation: The Usefulness and Problems of ePADD

Bibliographic Information

Other Title
  • [34] 電子メール長期保存の課題:ePADDの有用性と問題点

Abstract

<p>本報告では、日本で実践事例が見られない電子メールの長期保存対策について、ePADDを利用する方法を解説し、その有用性を明らかにする。ePADDはスタンフォード大学によって開発されたOpen Source Software(OSS)である。独自の自然言語処理(NLP)機能が備っており、電子メールの評価選別、整理、検索、提供という4つのモジュールから構成されている。電子メールは、ISO 15489に準拠したElectronic Document and Records Management System(電子文書・記録管理システム、EDRMS)から独立したシステムで作成され、そのまま保管される場合がほとんどである。その結果、記録管理のライフ・サイクルから外れ、秘匿すべき情報、メタデータおよびフォーマットの管理が行き届かず、将来の保存と利用が危ぶまれることになる。この対策として、ePADDの4つのモジュールが有効であることを示すとともに、日本語の環境での使用が難しい現状を課題として挙げ、その解決の道筋を論じる。</p>

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390287750913162240
  • NII Article ID
    130008028164
  • DOI
    10.24506/jsda.5.s1_s55
  • ISSN
    24329770
    24329762
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • Abstract License Flag
    Allowed

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