長野県天龍村神豊太陽鉱床の TiO2 鉱物と熱水変質作用

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タイトル別名
  • TiO2 minerals and Hydrothermal alteration of the Shimpo-Taiyo deposit, Tenryu Village, Nagano Prefecture

抄録

神豊太陽鉱床の弱い熱水変質を受けた石英アレナイト起源のホルンフェルス中の幅 1 〜 2cm の石英脈の晶 洞にカリ長石を伴って TiO2 鉱物が見出された.この熱水変質を受けたホルンフェルスには幅 1 〜 2mm の白 雲母・緑泥石・石英・苦土電気石からなる細脈が見られ,その中にチタン鉄鉱と微量の黄銅鉱が共存して産出 する.両者の切り合い関係に基づくと,含電気石白雲母脈から含 TiO2 鉱物石英脈の順に熱水変質作用が進行 したと考えられる.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390569302469329920
  • NII論文ID
    130008030505
  • DOI
    10.20807/icmnhr.21.0_17
  • ISSN
    2424239X
    13453483
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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