書誌事項
- タイトル別名
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- Development of a Microwave Resonator and Effects of Electric and Magnetic Fields on Cultured Cancer Cells
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抄録
<p>マイクロ波は,電場と磁場によって物質を加熱する.この時,物質へのマイクロ波の吸収や加熱の度合いは,その成分や組成に影響される.細胞は,多種類の物質が様々な組成で混合した集合体であることから,マイクロ波加熱のメカニズムを細胞内で理解することは極めて難しい.したがって,加熱機構を考慮した上で,マイクロ波照射が細胞に与える影響を解析することは重要である.我々はこれまでに,マイクロ波照射が複数の培養癌細胞の細胞死を誘導することを明らかにし,その細胞死メカニズムを解析した.本研究では,マイクロ波の電場と磁場のどちらが培養癌細胞の死滅に強く影響を及ぼすかを調べた.まず初めに,共振器型マイクロ波照射装置を開発した.本装置は,1つのシャーレ内に照射される電場及び磁場成分の割合が異なっている.次に本装置を用いて,ヒト膵臓癌細胞株Panc-1がマイクロ波の電場及び磁場成分のどちらの影響で死滅するのかを確認した.その結果,電界強度が最大の位置で細胞死が誘導されたことから,誘電損失が細胞死に影響を与えると推測した.一方,磁場強度が最大の位置では細胞死は誘導されず,磁場は細胞死に影響を与えなかった.</p>
収録刊行物
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- Thermal Medicine
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Thermal Medicine 37 (1), 15-24, 2021-03-31
日本ハイパーサーミア学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390287926930525824
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- NII論文ID
- 130008034828
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- NII書誌ID
- AN10084762
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- ISSN
- 18823750
- 18822576
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- NDL書誌ID
- 031433983
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可