先天性Mid-aortic syndrome合併妊娠の1例
書誌事項
- タイトル別名
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- Congenital Mid-aortic syndrome in pregnancy: A case report
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抄録
<p> 腹部大動脈縮窄症(Mid-aortic syndrome:MAS)は,腹部大動脈の区域的狭窄・閉塞により,上半身の高血圧や頭痛,間欠性跛行,腹部臓器の虚血症状などを呈する稀な疾患である.動脈炎に由来する後天的なもののほか,先天的要因によるものもある.MAS合併妊娠の症例報告は少なく,特に先天性のMASにおける妊娠分娩管理に関する報告はほとんどない.今回,新生児期にMASと診断され,成人期には腹部大動脈閉鎖に至っていた症例における周産期管理を経験した.循環器内科と連携し,降圧剤の多剤併用・調整や循環機能評価を継続した.妊娠後期に加重型妊娠高血圧腎症を発症したが,満期の経腟分娩にて生児を得た.未修復の大動脈縮窄症合併妊娠は非常に周産期リスクが高いとされるが,妊娠前からの厳密な血圧・循環動態管理により,良好な妊娠・分娩経過を得ることができる可能性がある.</p>
収録刊行物
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- 日本周産期・新生児医学会雑誌
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日本周産期・新生児医学会雑誌 57 (1), 194-198, 2021
一般社団法人 日本周産期・新生児医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390850932917719168
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- NII論文ID
- 130008036663
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- ISSN
- 24354996
- 1348964X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可