ストーマケアにおける患者と看護師間の相互行為と自己適応との関連性

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  • Relation between ostomate’s self adjustment and mutual interactions between the ostomate and nurses

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抄録

<p> 目的:ストーマケアにおける患者と看護師間の相互行為と自己適応との関連性を明らかにする。<br> 方法:対象者は大腸がんによる結腸ストーマ保有者15名。術前から退院後に感じたことなどについて半構造化面接を行った。<br> 結果:患者と看護師間の相互行為のなかでも看護師からの日常生活やストーマ局所管理に関する情報とストーマ局所管理技術はストーマ保有者と看護師との関係性、ストーマ保有者のケアへの姿勢、自己適応の過程の【日常生活やストーマ局所管理の経験と新たな生活パターンの取り入れ】に影響を及ぼしていた。【看護師から得た多くのストーマケア情報の知覚】、【漏れないストーマ局所管理の実施】、【看護師との信頼関係の築き】、【ストーマケアへの主体的参加の姿勢】が抽出された者は相互浸透行為が得られ、生活への自信を抱いて自己適応していた。</p>

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