書誌事項
- タイトル別名
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- PRACTICAL AND ETHICAL CONSIDERATIONS IN THE IBARAKI COHORT STUDY
- 「 イバラキ コホート チョウサ 」 ニ オケル リンリテキ ハイリョ
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抄録
<p>人を対象とする研究において,倫理的な配慮は不可欠である。インフォームド・コンセント,個人情報の取り扱い,調査協力者の体調が崩れた場合の対応等,配慮事項は多岐にわたる。しかし,継続して行われる研究プロジェクトになると,個別に対応すべき案件が後から出てくることも多い。また,研究遂行を目的としている場合,調査協力者への支援や情報提供等にも限界がある。本報告は,「いばらきコホート調査」における倫理的配慮について,研究グループで議論してきた内容と工夫を記述するものである。継続して行われるコホート調査における倫理的配慮の特徴について4点(①インフォームド・コンセント,②個人情報保護,③面接調査・行動観察・唾液調査における配慮,④調査結果のフィードバック),抑うつの可能性がある協力者への対応について4点(①概要,②抑うつ状態に関する結果のフィードバック,③茨木市との連携,④マニュアルの作成)に分けて記述した。最後に,研究を遂行する上で発生した倫理的課題について言及した。</p>
収録刊行物
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- 日本保健福祉学会誌
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日本保健福祉学会誌 26 (2), 17-25, 2020-06-30
日本保健福祉学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390288215573191936
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- NII論文ID
- 130008046606
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- NII書誌ID
- AN1052650X
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- ISSN
- 24240036
- 13408194
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- NDL書誌ID
- 030574271
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可