都市圏の特性に対応した郊外公営住宅団地の活用・再生

• 佐藤 由美

  奈良県立大学

• 菊地 吉信

  福井大学

• 小山 雄資

  鹿児島大学

書誌事項

タイトル別名

• Utilization and regeneration of suburban public housing estates suitable for the characteristics of city region

抄録

本研究は，地方都市の都市構造や住宅市場等の特性に着目し，郊外に立地する公営住宅団地を対象にその活用や再生の課題を検討し，その方向性を提案することを目的としている。研究では，3 つの都市圏の公営住宅について，住宅事業者・管理者・自治会等の協力のもと，資料調査・インタビュー調査を実施した。その結果，地方・郊外においても公営住宅の役割は大きく，1）縮退の進む郊外住宅地の中で拠点的な役割を果たすこと，2）住宅・団地の質を高めて若年層の住宅需要に対応すること，3）住宅管理手法の柔軟な運用により，地域資源を適切に活用すること等を方向性として提案している。

収録刊行物

• 住総研研究論文集・実践研究報告集

  住総研研究論文集・実践研究報告集 47 (0), 13-24, 2021

  一般財団法人 住総研

キーワード

• 公営住宅
• 郊外
• 都市圏
• 活用
• 再生

詳細情報

• CRID: 1390288215570437504
• NII論文ID: 130008047577
• DOI: 10.20803/jusokenronbunjisen.47.0_13
• ISSN: 24338028
• ISSN: 2433801X
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可